先輩社員の声

表裏一体の難しさと面白さだから探求していきたい
品質管理部 係長 尾戸 晋治 2006年入社
01入社の動機

大学時代の研究を
製品づくりに生かしたい

熱処理は金属に熱を加えて硬度や性質を変化させる技術。私は、大学で熱処理に関する研究をしてきましたので、加熱温度や時間など、わずかな条件の差で金属が全く違う性質のものに変化することに面白みを感じ、実際の製品に携われる仕事に就きたいと思っていました。

当社は、お客様であるメーカーの製品に対して、高周波焼入装置や熱処理炉、塩浴炉など最適な熱処理方法を選択・提案することで、小さな金型1個から量産品まで、幅広い製品に付加価値を付けています。当社なら、研究してきた熱処理の知識を生かし、さらに経験を蓄積できると思い、入社を決めました。

02仕事

目に見えない変化を見逃さず
高品質の製品をお客様に

お客様からの受注通りの製品が出来ているのか検査をするのが主な業務です。熱処理方法が多岐にわたっているので、各部署で作業方法のノウハウを聞いたり、問題解決の相談をしたりしながら仕事を進めています。

熱処理は材質や形状、荷量など、社内実績や文献などで調査して検討しますが、時には満足できない結果になることもあります。しかし、それが面白さ。以前には、他社で加工していた製品を移管するため、同等の結果を得るために冶具やコイル、条件設定に試行錯誤したこともありました。今後もお客様が求めている品質を維持・継続できる技術を身につけていきたいと思っています。

03仕事の流れ

7:50 出社
ラジオ体操をして始業。
客先対応や調査依頼対応、監査対応、品質速報など現場確認・調査。

12:00 昼休み
持参した弁当を食べる。
社外からの電話対応などがあり、部署で食べることが多い。

13:00 午後の仕事
午前中と同じ。
客先対応や調査依頼対応、監査対応、品質速報など現場確認・調査。

15:00~15:10 休憩
特殊工程に関する監査は客先によって年1~4回あり、終日工場に出ていることもある。

17:00 退社
残業がある時は残るが、だいたい18時頃には帰宅。

仕事の流れ
04学生さんへ

百聞は一見に如かず
ぜひ熱処理の現場を見てください

熱処理と聞くと刀鍛冶と答える人もいるほど、一般的にはあまり知られていない技術です。熱処理方法にもいろいろあり、衝撃や摩擦に強い加工方法や、耐食性、しなやかさを求める方法など、用途に応じた技術があります。材料学を学んだことのある人はご存知かもしれませんが、当社の加工技術を目の当たりにすると大変インパクトがあるので、知識がある人も、触れたことのない人にも面白いと思います。

熱処理は、わずかな要因の変化で結果が変わるのが難しさであり、面白いところ。調べることや勉強することも多いので、探求心がある人には興味深い世界です。金属は硬いというイメージが払拭されると思います。ぜひ一度見に来てください。

05趣味

家族とドライブで公園へ
子どもの成長がうれしい

休日は家族で県内をドライブすることが多いです。遊びたい盛りの子どもがいるので、公園に行くことがほとんどですが、県内には大小さまざまな公園があるのが良いですね。市内にも、子どもが走り回れる伸び伸びとした公園があり、そこで子どもが思いきり走ったり、友達と遊んだりする姿を見ると、とても微笑ましいです。

趣味
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